1974年の仮想化技術の論文についてLTしました

8月に毎月恒例の社内LT大会があり、テーマがVMだったので、1974年の仮想化技術の論文を紹介しました。 そのときのスライドを公開します。

取り上げたのは次の論文です。

Popek, Gerald J., and Robert P. Goldberg. "Formal requirements for virtualizable third generation architectures." Communications of the ACM 17.7 (1974): 412-421.

この論文は、コンピュータアーキテクチャの効率的な仮想化が可能であるために命令セットが満たすべき必要条件を定理として形式的に証明したもので、仮想化技術の界隈では知る人はいないほどの重要な論文とのことです。

テーマがVMに決まった時はネタが思い浮かばず、しばらくWikpediaを眺めていたら面白そうな内容でしかも発表が1974年(!)ということで、LTの題材に決めました。

仮想化技術については全くの素人が付け焼き刃で勉強して論文を読んだだけなので、専門家から見ればいろいろツッコミが入りそうな内容ですがご容赦ください。

参考